移動平均線

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■ トレンド追従型テクニカル指標 【移動平均線】
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移動平均線とは

移動平均線とは、過去○日(または○週、○月、○年…○は任意の数字)の株価(通常は終値)の平均値を折れ線グラフにしたもので、テクニカル分析手法の中では最もポピュラーな指標です。
移動平均線の一番大きな役割は、株価チャートのジグザグな値動きを滑らかにすることによって、現在の株価の方向性(トレンド)を明確にすることです。
過去5日間の平均値を使用する移動平均線を「5日移動平均線」といい、同じように過去25日間の平均値を使用する移動平均線を「25日移動平均線」といいます。
移動平均には、「単純移動平均」「修正移動平均」「加重移動平均」「指数平滑平均」などがあり、それぞれの計算方法は以下の通りです。

5日単純移動平均 = (4日前の株価+3日前の株価+2日前の株価+前日の株価+当日の株価)÷5

5日修正移動平均 = ((5‐1)×前日の修正移動平均値+当日の株価)÷5
※前日の修正移動平均値が無い場合は、単純移動平均と同じになります。

5日加重移動平均 = (5×当日の株価+4×前日の株価+3×2日前の株価+2×3日前の株価+4日前の株価)÷(5+4+3+2+1)

5日指数平滑平均 = 前日の指数平滑平均+平滑化定数×(当日の株価‐前日の指数平滑平均)
平滑化定数 = 2÷(5+1)
※前日の修正移動平均値が無い場合は、単純移動平均と同じになります。

一般的に移動平均線というと、「単純移動平均線」が使われる事が多いです。

移動平均線の特徴

現在のトレンドを表す

移動平均線の特徴 移動平均線は、株価の平均値を線でつなげたものですので、株価が上がってくれば移動平均線も上がってきますし、株価が下がってくれば移動平均線も下がってきます。
移動平均線の特徴 長期間株価が上がってくれば、移動平均線も長期間上がってくることになるので「上昇トレンド」が発生していると、移動平均線を見るだけで判断できます。また、急激に移動平均線が上向きになっている場合は、「強い上昇トレンド」が発生していると、移動平均線を見るだけで判断できます。
移動平均線の特徴 長期間株価が下がってくれば、移動平均線も長期間下がってくることになるので「下降トレンド」が発生していると、移動平均線を見るだけで判断できます。また、急激に移動平均線が下向きになっている場合は、「強い下降トレンド」が発生していると、移動平均線を見るだけで判断できます。
移動平均線の特徴 そのどちらにも当てはまらずに、長期間株価が上がったり下がったりしている場合は、「保合い(上げる事も下げる事も無い、横這い状態のこと)トレンド」が発生していると、移動平均線を見るだけで判断できます。

…といったように、現在のトレンドの方向とその強さを、移動平均では容易に判断することが可能なのです。

買い方・売り方の勢力関係を表す

移動平均線の特徴 移動平均線より上で株価が推移している時は、買い方が売り方より勢力が強いことを表します。
例えば、5日移動平均線より上で株価が推移している時は、「過去5日間に買った人は、売っている人より利益になっている人が多い」という事になります。
移動平均線の特徴 移動平均線より下で株価が推移している時は、売り方が買い方より勢力が強いことを表します。
例えば、5日移動平均線より下で株価が推移している時は、「過去5日間に売った人は、買っている人より利益になっている人が多い」という事になります。

現在の株価に対して後を追うように動く

移動平均線は、任意の日数の株価の平均値ですので、「価格の方向の転換」に対して、遅れて反応することになります。

移動平均線を使った戦略

グランビルの法則

移動平均線の生みの親でアメリカのジャーナリストのジョセフ・グランビル氏が考案した、株価と200日移動平均線の位置関係によって買いか売りかを判断するための法則です。投資タイミングをつかむ為の、4つの買いシグナルと4つの売りシグナルがあります。

グランビルの法則 買い-1
200日移動平均線が下降の後に横這い、または上昇に転じた場合の重要な買いシグナル。株価はその後、移動平均線から上に大きく値上がりする。

グランビルの法則 買い-2
200日移動平均線の上昇中に、株価が移動平均線以下に下がる場合は、買いシグナル。

グランビルの法則 グランビルの法則 買い-3
200日移動平均線が上昇中で、株価が移動平均線の上で推移していた。株価はその後、移動平均線に向かって下落してきた。株価が移動平均線を越えずに再び上昇し始めたら買いシグナル。

グランビルの法則 買い-4
上昇していた200日移動平均線が横這い、または下落に転換しつつある時、株価が急激に200日移動平均線以下になった場合、200日移動平均線に向かって一時的に上昇する可能性がある。この一時的な上昇は、値幅が大きなものになることがあるので、買いシグナル。

グランビルの法則 売り-1
200日移動平均線が上昇後に横這い、または下落に転換した場合、株価は移動平均線から大きく値下がりするため、重要な売りシグナル。

グランビルの法則 売り-2
200日移動平均線の下落中に、株価が移動平均線以上に上がった場合は、売りシグナル。

グランビルの法則 売り-3
200日移動平均線が下落中で、株価が移動平均線の下で推移していた。株価はその後、移動平均線に向かって上昇してきた。株価が移動平均線を越えずに再び下落し始めたら売りシグナル。

グランビルの法則 売り-4
上昇中の200日移動平均線より、急激、且つ大きく株価が上昇している場合は、移動平均線に向かって下げてくる可能性がある。この一時的な下落は値幅が大きいものになることがあるので、売りシグナル。

グランビルの法則は、どこかの大学(確かシカゴ大学だったような・・・)での研究により、実際の市場において、長期的には1円も利益を出さないことが実証されているそうです。何かの本に載っていたような気がしますが、記憶違いかもしれません。間違いだった場合は、ごめんなさい。

ペコ丸の経験上では、「買い-1」「買い-3」「売り-1」「売り-3」のシグナルは、とても重要で、覚えておいて損はないと思います。逆に、「買い-4」「売り-4」のシグナルは、あまりアテにしていないかも・・・
どちらにせよ、グランビルの法則は多くのテクニカル分析者が知っている法則なので、内容は理解しておきましょう。

ゴールデン・クロスとデッド・クロス

ディック・ドアキンというテクニカル・アナリストが考案した方法で、短期(一般的には5日か25日)と中期(一般的には25日か75日)の移動平均線を使い、2本の移動平均線がクロスした時をシグナルとする方法です。

ゴールデンクロスとデッドクロス

短期の移動平均線が中期の移動平均線を下から上抜いた地点を「ゴールデン・クロス」といい、買いシグナルとしています。
逆に、短期の移動平均線が中期の起動平均線を上から下抜いた地点を「デッド・クロス」といい、売りシグナルとしています。

ゴールデン・クロスとデッド・クロスもグランビルの法則と同じで、実際の市場に置いて、長期的には1円も利益を出さないことが実証されているそうです。これも何かの本に載っていたような気がしますが、記憶違いかもしれません…間違ってたら、ごめんなさい。

抵抗線・支持線として利用する

移動平均線を抵抗(レジスタンス)や支持(サポート)として利用する戦略です。

まずは、抵抗・支持の説明から・・・
ゴールデンクロスとデッドクロス 買い方の視点から見た場合の抵抗線・支持線

多くの買い方が、「この値段は安いので買いたい」と積極的に新規に買いを入れてくる水準を支持線(サポートライン)と呼びます。
多くの買い方が、「この値段は高いので手仕舞いしたい」と新規に買うことに消極的になり、手仕舞いを考えてくる水準を抵抗線(レジスタンスライン)と呼びます。

ゴールデンクロスとデッドクロス 売り方の視点から見た場合の抵抗線・支持線

多くの売り方が、「この値段は高いので売りたい」と積極的に新規に売りを入れてくる水準を抵抗線(レジスタンスライン)と呼びます。
多くの売り方が、「この値段は安いので手仕舞いしたい」と新規に売ることに消極的になり、手仕舞いを考えてくる水準を支持線(サポートライン)と呼びます。

グランビルの法則では、「買い3」が支持線、「売り3」が抵抗線として機能している部分です。

要するに、ある価格より下には買い注文が多いと予想されるので、その価格より株価が落ちにくいと考えられる水準を「支持線」と呼びます。また、ある価格より上には売り注文が多いと予想されるので、その価格より株価が上がりにくいと考えられる水準を「抵抗線」と呼びます。

では、何故、移動平均線を支持・抵抗線として利用するかというと、このページの上のほう(買い方・売り方の勢力関係を表す)でも説明しましたが、移動平均線の上で株価が推移している時は買い方の勢力が大きく、移動平均線の下で株価が推移している時は売り方の勢力が大きいわけですから、移動平均線が買い方・売り方の勢力分岐点になるのです。

具体的な例で見ていきましょう。
下図は、抵抗線として25日移動平均線が機能してたが、25日移動平均線を大きく上抜いた後は勢力が入れ替わってしまった例です。

抵抗線としての移動平均線

下図は、支持線として25日移動平均線が機能していたが、25日移動平均線を大きく下抜いた後は勢力が入れ替わってしまった例です。

支持線としての移動平均線

このように、移動平均線は抵抗線・支持線として利用するには「もってこい!!」の指標です。
ただし、銘柄毎に、また時期によって、抵抗・支持となる移動平均線の日数は違います。
5日・25日・75日・100日・200日あたりが一般的ですが、色々な日数を実際にチャートに当てはめてみて、一番シックリ来る日数を探して見ましょう。

移動平均関連の戦略ページ

ゴールデンクロスの関連ページ 今日の売買サイン-[ゴールデンクロスによる今日の買いサイン](毎日更新)
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移動平均の関連ページ 株式市場で勝つ為の戦略-[RSIと移動平均
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